short story
桜の花が咲く頃になると
由美は裏山の桜を
一日眺めている
「由美ちゃん、俺と一緒に行こう」
「きっと幸せにするよ」
「うん・・・・」
「お母さんをひとり置いていけないわ」
「じゃ 俺、きっと待っているから
決心が着いたら来てくれ」
「うん」
あれから
いくつもの桜が咲いたけれど
由美はずっと、ここにいた・・・
夜汽車に揺られて
彼のもとに着いた時
交通事故で亡くなったことを聞いたのでした。
この桜の木の下にいると
あの頃のふたりが微笑んでいる
毎年、桜は
ふたりの思い出を包み込んで
美しく咲いている
いつもお出で下さりありがとうございます♪
今日もよく晴れています~
by yukarin0513
| 2008-04-29 08:41
| 桜
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ガ-デニングと、写真が大好きです。
by aiko
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