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岡山 後楽園 Ⅱ
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岡山城は標高が十数メートルの丘が連なる小高い土地に建設された。
その丘のうち「岡山」に本丸が設けられたことで、城名そして城下町の名の元になった。
なお西には「石山」があり、さらに北西には「天神山」の丘が連なり、各時代ごとに要害として使用されたようである。

城の縄張は基本的には梯郭式となっており、三段の城郭配置が西側の一方だけに広がる平山城となっている。
言いかえると本丸の北から東には郭の無い、非常に防備が薄い縄張である。
そのため旭川の流路を変更し、天然の堀として東側の備えに利用したとされる。
さらには郭の代りとして、「後園(後楽園)」が築かれたともされる。

天守は4重6階の複合式望楼型で、特に初重平面形状が歪んだ多角形をしているため、
同じく歪んだ多角形平面の天守台を持つ安土城天主を
模したものではないかと言われているが
羽柴秀吉による大坂城天守を模しているという説もある。

その外観は黒漆塗の下見板が特徴的で、
この印象から「烏城(うじょう)」とも呼ばれ、
隣県の「白鷺城(はくろじょう)」とも呼ばれる姫路城と対比されることもある。


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岡山城をこんなに近くで撮ったのは、初めてです~
by yukarin0513 | 2008-12-20 08:48 | 風景
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